VESICA PISCIS MAGAZINE
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【RECOMMENDS】Asalto al Parque Zoológico // Hexadecimal

Asalto al Parque Zoológico

90年代オリジネイターの撒いた種は南米でも花開いた。Asalto al Parque Zoológico(アサルト・アル・パルケ・ソーロヒコ)はアルゼンチン、ブエノスアイレスで2009年に結成され、同年にセルフリリースでEPを発表。その後はメンバーチェンジをしながらも活動を続けていた。2013年にHANDS AND MOMENTにより発掘され、日本デビュー盤『SOFT FOCUS』をリリース。“最後のマイブラ・フォロワー”としてシューゲイズファンの心を掴んだ。2014年11月05日にはフルレングスアルバムである『Hexadecimal』を発表。my bloody valentineを引き合いに出されるも、サウンドの方向性は『Loveless』一辺倒ではなく、『Glider』『Tremolo』『Feed Me With Your Kiss』『You Made Me Realise』と言ったEPやシングル収録曲の雰囲気を再現している事でシューゲイズファンの中でも特にコアな層の心を掴んだ。my bloody valentineのベーシストであるデビー・グッギも参加したサーストン・ムーア(ex.Sonic Youth)のバンドのサポートアクトも務めている。

APZOO – En vivo 11.06.11

Hexadecimal

『Hexadecimal』は一貫して正統派シューゲイズ作品である事には変わりは無いが、Asalto al Parque Zoológico流の個性を随所に感じる事が出来る全12曲。サウンド構築はマイブラフォロワーと言う事で音の壁と大音量のノイズ主体と思われがちだが、意外にクリア。ジャガー、ジャズマスターのジャキジャキ感を残して要所要所にファズを使用すると言う非常に繊細な音作りをしている稀なシューゲイズバンド&マイブラフォロワーである。キラーチューンのトラック1『Sonnen』、トラック10『Taos Hum』から『Touru』の流れが美しくおすすめ。欧米以外はなかなか情報が入って来ないが、Asalto al Parque Zoológicoのような素晴らしいバンドが沢山存在しているので、今後も紹介していきたい。

Asalto al Parque Zoologico – Heights
Asalto Al Parque Zoológico: "Taos Hum" (En vivo en el Teatro Margarita Xirgu 30-05-15)

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