ロサンゼルスを拠点とするシンガーソングライターBuelがNirvanaの「Smells Like Teen Spirit」をカバーしたシングルをリリースした。
オルタナティブロックのクラシックとして多くのファンに愛されるこの名曲をカバーすると言うのは大胆な取り組みに思えるが、テルミンをフィーチャーした斬新なサウンドと前作「Lemon Smile」で確立されたBuelのスモーキーで魅力的な歌声と調和するシンセポップ・サウンドでアップデートされ、曲とBuelの魅力を堪能する事が出来る。
このシングルは、Yard of Blondesのギタリストとしても活躍するBurak YerebakanのプロデュースによってロサンゼルスのWakeful Studiosでレコーディングされた。
ミュージックビデオはBuel自身によって考案しディレクションを行ったものである。エイリアンが登場しルービックキューブをめぐる奇妙なストーリーと部屋に差し込む美しい光がサウンドとマッチし、ユニークな世界観を構築している。
Buel – Smells Like Teen Spirit
Buel
4歳から歌や作曲、アレンジなどを学びはじめ、12歳になるとスクールバンドのメンバーとなり公共の場所で音楽活動を開始する。同時に短編小説、詩、エッセイなど執筆活動も始め、彼女の書く詞の基礎となった。15歳でギターを学び、Nirvana、Meredith Monk、Yoko Ono、Morphine、Mazzy Star、Kate Bushなどからインスピレーションを得て作品の芸術性を高めながらソロキャリアをスタートした。昨年11月にシングル「Lemon Smile」をリリースし、新境地となるドリーミーなシンセポップ・スタイルを確立した。
http://vesicapiscis369.com/news/1467/
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