Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2024
自身が率いるバンド、インディ・フォーク・バンド、Floristのフロントマンとしても知られるRVNG Intl.所属のアンビエント・アーティスト、Emily A. Spragueと、かつてはLeaving Recordsから作品をリリースし、Western Vinylから最新アルバム『Big Earth Energy』を発表した、西海岸モジュラー・シンセ・ウェイヴのムーヴメントを牽引するエレクトロニック・ミュージシャン/ヴィジュアル・アーティスト、Cool Maritimeとの初のジャパン・ツアーがコロナ禍の影響による2度のキャンセルを経て改めて決定。
(EACH STORYへの出演は発表済み)
なお、10/2の7th FLOOR公演はFloristのソロ・セットの公演になり、こちらも日本初公演となる。
Flyer design by Emily A. Sprague
Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2024
09/27(金) 北海道 @Precious Hall
09/28(土) 東京 @Ochiai Soup
09/29(日) 東京 @Ochiai Soup
09/30(月) 大阪 @CIRCUS Osaka
10/01(火) 名古屋 @KD Japon
10/02(水) 東京 @7th FLOOR (Florist solo)
10/04(金) 松本 @Give me little more.
10/05(土) EACH STORY Day 1
10/06(日) EACH STORY Day 2
詳細・チケット:https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/news/emily-cm-2024/
北海道公演
日程:9/27(金)
会場:Precious Hall
時間:OPEN/START 20:00
料金:with flyer ¥3,500 / DOOR ¥4,000 *別途1ドリンク代金(700円)
出演:
Emily A. Sprague
Cool Maritime
and more…
チケット:TBA
主催:Precious Hall
東京公演①
日程:9/28(土)
会場:落合Soup
時間:OPEN 18:00 / START 19:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500
出演:
Emily A. Sprague
Cool Maritime
Hiroshi Ebina
DJ:
DJ Trystero
東京公演②
日程:9/29(日)
会場:落合Soup
時間:OPEN 18:00 / START 19:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500
出演:
Emily A. Sprague
Cool Maritime
ASUNA
DJ:
佐々木敦 (HEADZ)
大阪公演
日程:9/30(月)
会場:CIRCUS Osaka
時間:OPEN 19:30 / START 20:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 ※別途1ドリンク代必要
出演:
Emily A. Sprague
Cool Maritime
名古屋公演
日程:10/1(火)
会場:KD Japon
時間:OPEN 18:30 / START 19:00
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 ※別途1ドリンク代必要
出演:
Emily A. Sprague
Cool Maritime
Nekomachi
東京公演③ (Florist solo)
Florist (Solo Set) Japan Show 2024
日程:10/2(水)
会場:7th FLOOR
時間:OPEN 18:30 START 19:30
料金:ADV ¥4,500 / DOOR ¥5,000 ※別途1ドリンク代必要
出演:
Florist (Solo set)
Satomimagae
DJ:
Cool Maritime
松本公演
日程:10/4(金)
会場:Give me little more.
時間:OPEN 19:00 / START 19:30
料金:ADV ¥4,000 / DOOR ¥4,500 ※別途1ドリンク代必要
出演:
Emily A. Sprague
Cool Maritime
EACH STORY 〜THE CAMP〜 2024
日程:2024年10⽉5⽇〜6⽇
会場:五光牧場オートキャンプ場
住所:⻑野県南佐久郡川上村樋沢1417
時間:10⽉5⽇11:00開場〜10⽉6⽇18:30終演
料⾦:2⽇通し券: 前売20,000円(前売)/ 1⽇券⼤⼈12,000円(前売)
出演者:
LIVE : Chihei Hatakeyama / Cool Maritime < US > / Emily A. Sprague < US > / マヒトゥ・ザ・ピーZZZ ( ambient set )/ SUSO SAIZ < ES > etc…
DJ : FACTA & K-LONE (wisdom teeth ) < UK > / Shhhhh etc…
インベント詳細情報: https://www.eachstory.net/
主催: EACH STORY実⾏委員会
Emily A. Sprague:
エミリーは、ニューヨーク州北部のカータースキル・クローヴで生まれ育ち、現在もそこに住む音楽家である。幼少期に母の教えでピアノを始める。11歳の頃からギター・レッスンを受け始めたものの、一旦やめてしまうが、14歳の時に再びギターを弾き始め、本格的にソング・ライティングに興味を持つ。その後バンドFloristを結成し、2013年に6曲入りEP『We Have Been This Way Forever』でデビュー。もう一枚の自主制作EPを経て、Double Double Whammyと契約し、2015年にリリースしたEP『Holdly』でStereogumの「50 Best New Bands Of 2015」に選出される。2016年に『The Birds Outside Sang』、2017年に『If Blue Could Be Happiness』の2作のアルバムを発表、さらに2019年には最新作『Emily Alone』をリリースし、PitchfrokでBEST NEW ALBUMを獲得し、インディ・ミュージック・リスナーから多くの支持を受ける。
その活動と並行し、Emilyはモジュラー・シンセサイザーを用いたアンビエント・ミュージックの制作を開始しセルフ・リリースした『Water Memory』、「Mount Vision」が高い評価を得る。その才能に着目したNYの最先鋭レーベルRVNGよりリマスター、ボーナス・トラックを追加してフィジカル化(CD/LP)し、PitchforkにてBEST NEW REISSUEを獲得。2020年には初来日が企画されたものの、惜しくもコロナ禍により延期を余儀なくされる。そして同年現時点での最新アルバムである『Hill, Flower, Fog』をリリース。彗星のようなキラキラとした音色からオルゴールのような牧歌的なフレーズまでが滑らかなリヴァーブで彩るアンビエントを展開し、アンビエント・ミュージシャンとしての認知度をさらに高めた。そして2022年にはFloristとしての新作にしてセイム・タイトル・アルバム『Florist』をリリース。Pitchforkで8.5点の高得点でBest New Musicを獲得するなど、今最も注目されているミュージシャンの1人である。エミリーの作品は、万物のつながりに関するもので、地上の活動や人間との接触を導く神秘的な力に、生きた核となる形を与えている。記憶と視覚、海と山、問いと答え、感情と無限大。そして陽光、トカゲ、海の塩。
Florist:
Floristはソングライター、Emily Sprague率いるインディ・フォーク・バンド。元々エミリー、Rick Spataro、Jonnie Bakerの3人の友人達でニューヨーク州北部でスタートした。3人は親交を深めるためにシンセサイザーとギターで奇妙な音を作り始め、親密になっていった。エミリーがニューヨークに移住した際にFelix Walworthがドラマー兼コラボレーターとして参加した。
Double Double Whammyと契約し、2014年にファースト・アルバム『The Birds Outside Sang』をリリース。この作品はエミリーが巻き込まれた激しい自転車事故をきっかけとして書き始められた。まだ回復していないエミリーが、片手だけでキーボードを弾いたり、歌ったり、物を叩いたりできる状態で、ひとりで曲作りとレコーディングをするところから始まり、後にバンド全員によるライブ録音をして完成に至る。それは、Floristを最初に始めた時の友情、愛情に満ちたサポート、そして音楽的コラボレーションへの復活だった。
2017年にはセカンド・フル・アルバム『If Blue Could Be Happiness』を発表。エミリーが幼少期を過ごし、バンドの起源となった場所に非常に近いニューヨーク州北部の校舎でバンドによって録音された。2017年3月に急逝した自身の母の死を悼む長い歌であり、変化の観察であり、フルカラーの記憶アルバムである。それは過去の人生への別れの言葉であり、新しい人生への大きな愛の宣言でもある。本作の最終トラック「Red Bird」は、母の死の前日にエミリーが書き、レコーディングしたもの。この曲はデモのままの形でアルバムに残されている。
そして2019年にはサード・アルバム『Emily Alone』をリリース。バンド・メンバーが東海岸にいるため、タイトル通りエミリー一人で作り上げた作品。変化の間の暗い空間を捉え、その美しさを認めようとする試みであり、Floristというコラボレーション・プロジェクトから離れた、自然で孤立したひとときの瞬間であり、同時に、この宇宙ではあらゆるものと同様に、変わりやすい存在であるバンドのドキュメンタリー性を維持している。本作はPitchforkで8.4点を獲得し、BEST NEW MUSICに選出された。
そして2022年にはバンド形態録音で最新アルバム『Florist』を発表。10年にわたる旅の集大成のように感じられ、通算4枚目でありながら、セルフ・タイトルを冠した初のアルバム。さらなる高い評価を得て、Pitchforkでは過去最高得点の8.5点を獲得し、再びBEST NEW MUSICに選出された。
※今回の公演はエミリーのソロ・セットでの演奏となります。
Cool Maritime:
Cool Maritimeは現在は太平洋岸北西部の島を拠点に活動しているエレクトロニック・ミュージシャン兼ヴィジュアル・アーテョストのSean Hellfritschによるソロ・プロジェクト。吉村弘のような日本のアンビエント・コンポーザーや、『MYST』などのコンピューター・ゲームのサウンドトラックからインスピレーションを得て、みずみずしく魅力的なサウンドスケイプを制作している。
サンタクルーズの郊外で育った後、家族と共にカリフォルニア州のレッドウッドの森近くの峡谷に引っ越した彼は、そこで豊かな自然に触れることができ、それが今日においても彼の音楽的および視覚的作品に大きな影響を与えているのだという。
Daren Rabinovitch、Isaiah Saxon等と共に、映画とアニメーションの制作スタジオ、Encyclopedia Picturaを設立し、Björk、Panda Bear、Grizzly Bearなどのミュージック・ビデオを監督し、Kanye Westの未発表のビデオ・ゲーム『ONLY ONE』にも取り組んだ。そして彼はKaitlyn Aurelia Smith、Laraaji、Sam Prekop、Steve Roachなどのアーティストのライヴ・ヴィジュアルの制作も手掛けて来た。Cool Maritimeとしてはファースト・アルバム『Tea Time Travel』を2012年に自主制作にて発表。そしてMatthewdavid主宰の西海岸の最重要レーベル、Leaving Recordsと契約し、セカンド・アルバム『Some Sort of Wave Portal』を2016年に、サード・アルバム『Sharing Waves』を2018年にリリース。早耳のリスナー達から極めて高い評価を得て、西海岸モジュラー・シンセ・ウェイヴのムーヴメントにおいて、最注目の存在となる。2022年には名門Western Vinylから最新アルバム『Big Earth Energy』を発表。「ランチボックス」モジュラーシステムを含むノマドスタジオを使い、刺激的で人里離れた屋外で録音するという彼の実践によって、ショーンの音楽には絶え間ない冒険心と興奮が焼き付けられている。
Cool Maritimeは、畏敬の念、幸福感、ひらめきの瞬間をとらえた音楽的アイデアの統合である。サウンドは主にエレクトロニックで、フィーリングはオーガニック、アレンジは瑞々しく、オープンエアーを優雅に呼吸し、胸をなでおろすような感覚のものである。鋭い生態学的前提とサイケデリックな魅力のひねりを加えた架空のビデオ・ゲームのサウンドトラックのようなサウンドを紡ぎ、アナログ・シンセの即興演奏を、華麗に着飾った洗練されたメロディック・アレンジに置き換えたアプローチでさらなる高い評価を得ている。