9月6日にリリースされるEP『Split Lip』から、ニュージーランドのジョージア・ノット（Georgia Gets By）が2枚のニュー・シングルを発表する。 グラミー賞にノミネートされたプロデューサー、ビルボード（アリアナ・グランデ、デュア・リパ、ブラックピンク）と共作した “Some Kind of Angel “とセルフタイトルの “Split Lip “は、どちらもジョージアのダイナミックで喚起的な音楽を物語る魅力的な一曲だ。 ノットのコメントは以下の通り：

『Split Lip』と『Some Kind of Angel』は、私の男性的な部分と女性的な部分を描いています。曲とその映像世界は、この2つのレンズを通して親密さを表現しています。“ある種の天使のようなソフトな優しさと、スプリット・リップのようなストイックで時に攻撃的な性格” この2つの部分は自分の中の切っても切り離せないものだけど、そのコントラストで遊ぶのは楽しかったです。

かなり短時間で書かれた『Split Lip』は、彼女の最初のクィアな関係の解消から生まれた。どの曲も深く個人的なもので、ノットはリリースするかどうか何度も迷ったが、その弱さを表現できることが最も重要なことだと気づいた。「人々が自分のアートに遠慮しないとき、それは私にとって本当に美しいことなのです」とノットは説明する。 スプリット・リップは様々な別離のメタファーだが、熱烈な激しさの中にも、遊び心にあふれた奔放さも決して遠くないところにある。 このEPでは、主に長年の友人やコラボレーターと一緒に作業しており、慎重に検討された内輪のサークルと一緒に創作することで生まれる愛と配慮を感じ取るのは簡単だ。 「私一人では、このようなアートを作ることは不可能」と彼女は言うが、可能な限り深いつながりを築こうとする姿勢が、ノットの楽曲に大きな賭けを感じさせるのだ。